AUTION EYE AI-4510について
Solution to Your Needs
尿沈渣検査の心強いパートナーとして

尿中有形成分分析の自動化により、新たな時間をご提供します
AUTION EYE が撮影した成分を、独自のアルゴリズムに基づいて自動的に分類します。
また必要に応じて装置が撮影した画像を確認できるため、画像をご自身で分類することも可能です。
これらの操作により尿中有形成分分析を自動化することで、「鏡検が本当に必要な検体」の尿沈渣検査に注力いただけます。

測定原理は「フロー式画像測定法」
検体はフローセルをシース液により整流されながら通過し、画像撮影しています。
撮影した画像から有形成分を抽出し、独自のアルゴリズムに基づいて分類します。

測定結果の分類項目は、ご要望に合わせ任意に変更や追加が可能
測定項目は自動分類項目の 12 項目以外にも、手動分類項目として 28 項目を標準設定しています。
ご要望にあわせ、項目名などの項目情報の変更が可能です。
さらに必要に応じて、新規項目を任意に追加することも可能です。


成分はすべてカラーで撮影し、成分の色調まで鮮明に確認可能

成分はカラー画像として表示されるため、細かな色味の違いも尿沈渣鏡検の画像に、より近い状態で確認いただけます。
撮影した成分をサマリー画像で表示

測定した成分を 1 画面に表示する画面(サマリー画面)機能も搭載しています。
これにより、検体における各成分の出現頻度や成分同士の大きさの関係性などを感覚的に把握しやすくなっています。
便利なアトラス画像を標準搭載

標準的な成分画像を集めたアトラス画像集を搭載しています。
アトラス画像は測定結果の画像と同じ画面内に表示することができ、手動分類をする際の参考資料としてご活用いただけます。
成分判定の標準化やスタッフの教育用ツールなど、さまざまなシーンでの活用が可能です。
仕様
- 測定対象
- 尿
- 測定項目
-
自動分類項目(12項目)
赤血球、白血球、白血球塊、扁平上皮細胞、非扁平上皮細胞、
硝子円柱、その他円柱、細菌(桿菌)、結晶、酵母、粘液糸、精子
- 測定原理
- フロー方式画像撮影
- 使用試薬
- シース液、洗浄液(メンテナンス用)、コントロール、キャリブレータ
- 処理速度
- 80検体/時間
-
必要検体量
(検体使用量) -
2.0mL以上
(1.0mL以下)
- 検体容器
- 尿スピッツ管(長さ:95~110mm、直径:φ14.0~15.8mm)
- データ記憶量
-
測定結果(通常測定):10,000測定※
測定結果(精度管理):1,000測定
※保存される画像の枚数には一定の制限があります。
- 外部出力
- 専用フォームによる通信、CSV出力
- 通信方式
- イーサネット、RS-232C
- 測定環境条件
- 温度15~30℃、湿度:20~80%(非結露)
- 外形寸法
- 530(幅)×600(奥行)×650(高さ)mm(サンプラーユニット含む)
- 重量
- 約57kg(サンプラーユニット含む)
- 電源
- AC100V-240V 50/60Hz
- 消費電力
- 600VA以下(分析機本体のみ)、300W(パソコン)
- 届出番号
- 25B1X00001000058
- 分類
- クラスⅠ(一般医療機器)/特定保守管理医療機器
CXDT-250430-014